アパレル店員の仕事は洋服を売る販売業。

そのため商品が売れなければお店の経営が圧迫され、勤務時間や給与のカット、お店の閉店などによるリストラなど怖い未来が待っている可能性も。

そのようなことにならないよう、お店全体に課せられたノルマを達成することが生き残りへの道なのです。

アパレル店には大なり小なり、ノルマがあると考えた方が良いでしょう。

最近は「ノルマが嫌で辞めた」「ノルマのあるお店で働きたくない」という声もあり、アパレル店のなかにはノルマを撤廃しているケースもあります。

入職時に「貴社には個人売り(ノルマ)はありますか?」と聞いておくとハッキリわかります。

ここではアパレル店でのノルマについてまとめていますので、参考にしてください。


アパレル店のノルマはお店次第?

アパレル店のノルマはどのように決められるのでしょうか?

本社から「これだけの売り上げをあげなさい」と指示されるケースもありますし、そのお店が独自に決める場合もあります。

ノルマの決め方もいくつかあり、例えばお店全体で今月300万円の売り上げノルマと設定することもあるようですし、店長と副店長の売上ノルマが150万円、残り150万円を5人の従業員で等分する(1人30万円のノルマ)といった決め方をする店舗もあります。

ノルマが達成できないとノルマ未達とされ、アパレル店員は店長や副店長から厳しい言葉を浴びせられることも。

いくらお店の生き残りのためとはいえ、怒られるのは(怒るのも)嫌なものです。

ノルマ未達になることを恐れて、個人でショップの洋服を買いとる事例があるのも事実です。


人によっては30万円、40万円分もの洋服を買うこともあるよう。

アパレル業界の安い給与でこれはかなりキツイ金額と言わざるを得ません。

アパレル店への就職を躊躇する理由に、この個人売りがあると言われているのも納得できます。


お客の取りあいで人間関係も悪化

仲の良いアパレル店員を目当てにお店にやってくるお客様がいる一方、店員となんの面識もないフリー客の来店は売上のチャンス。

お店によっては「フリー客に最初に声をかけた店員が、そのお客の担当になる」という暗黙のルールのうえに販売していることも。


ところがその暗黙のルールを破り脇から声をかけてフリー客を横取りする行為や、「この店員から商品を買いたい」と決めているお客に無理矢理声をかけ、面識のない店員が商品を売るなど「ルール違反」な行為で個人ノルマを達成するケースもあります。

このようにお客の取り合いをしてでも達成しなければならないノルマを設定する店舗側にも問題がありそうです。


ただこのような行為は、店舗内スタッフの人間関係を悪化させる原因に。

個人ノルマも重要ですが、やはりスタッフ間のルールは守るべきでしょう。

お店に居づらくなって退店するようでは意味がありません。